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【東京薪市場】 Q&A

【東京薪市場】の商品、通販、販売支援等に関して、お客様よりいただいた質問の中から、比較的多く寄せられたものをご紹介しております。

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110件中、41〜50件を表示しています。

Q

1) 薪割りをすることのメリットを挙げてください。

A

1、まず、燃料費の節約です。
つまり、薪代が約半分になります(自分の手間賃とを計算に入れなければですが)。
2、次に、心身の健康の維持です。
無心になって薪割りをすることは非常に良い運動になると同時に、またスカッと割れたときの爽快感は格別で、ストレス解消にはもってこいです(ねじれた木や節のある木に当たると、ストレスが増加する場合もありますが)。慣れないうちは翌日の筋肉地位に苦しみますが、健康の証拠ですから、我慢です。ある会員のご家庭では、バリバリのキャリアウーマンである奥様が薪割りにはまってしまい(斧を使ってです。念のため)、依頼、年間3トンの薪割りは奥様の担当になったそうです。
3、木や自然についての理解が深まります。
木の種類や性質についてはある部分では木こり以上に詳しくなります(ムシやキノコ、コケなど、予期せぬお客さんが着いていくこともあります)。
4、家族のコミュニケーションが深まります。
小さなお子さんなど、見たこともない丸太の山に興奮し、お手伝いをしたがるものです。危険のないように注意しながら、ぜひ仕事を分けてあげてください。ある会員の方のお家で、私が4トンの丸太を積む間に、小学校4年生くらいの子が電気式の薪割り機を使って、1トン割ってしまったことがあります。
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Q

2) 丸太を買う場合の注意点を教えてください。

A

まず買い方です。雑木林の立ち木は、1反歩(300坪)せいぜい数万円で買うことができますので、自分で伐採できる人は、こうしたものを買い取って伐採すれば格安ですが、無理なら地元の伐採業者を頼むことになります。この場合、1反歩で原木がだいたい10トン採れますので、トン5000円くらいの手間賃が妥当なところですが、実際にはこんな小面積ではなかなかやってもらえないかもしれません。大勢で出資して1町歩(3000坪、約1ha)伐採すれば安上がりですが・・・。
そこで伐ったものを買うことにすると、素人にはなかなか入り込みにくいのが現実です。山までトラックを持って行ければ、シイタケの原木を伐採している業者を尋ねるか、パルプ工場に頼んでみるか、森林組合に聞いてみるかです。ただ、首都圏までの配達を頼むのは、まず無理です。
そこで残された選択は、ネットで探すか、工事現場や公園、河川敷から出る支障木を分けてもらうかです。
後者は、当たればタダでもらえることが多いのが魅力です。ただし、やはりトラックがいります。トラックが入れる場所を持っていれば、伐採業者が運んでくれることもあります(彼らはお金を払って産廃処理しなければならないことが多い)。
ネットで探す場合は、『東京薪市場』で探せばもう決まりですが、どうしても他を当たって見る場合は、「薪について・2,失敗しない薪選び」の「良い薪業者の見つけ方」を参考にしてください。だいたいの薪業者が、原木も譲ってくれるはずです。
次に樹種ですが、「薪について」のページでもお答えした通り、ナラやウバメガシが薪にすると最高の木のうちの一つであることは確実です。しかしだからといって、こうした木でなければならないということはありません。でも、お金を出して買う以上、気に入ったものが欲しいのは理解できます。一方、樹種の選別にはかなりの手間がかかりますので、特定の樹種のみを指定すれば価格に跳ね返ることは覚悟しなければいけません。ぜひミックス薪として流通している、無線別の薪を重量換算で買うようにしていただきたいと思います。ナラやクヌギの林は、うまくいくと他の木がほんの少ししか生えていないことも多く、そうした商品に当たればラッキーです。中にはナラとクヌギを別売りして、残りをミックス薪として販売する業者もおり、同じミックス薪でもこちらは価格の点で安くなっているのが普通です。いずれにしても、よく乾燥させれば、樹種が違っていても同じ重さの薪は、すべて同じ価値を持つ良い薪になります。
最後に丸太の形についてですが、太さについては生産者と合意の上で購入するようにしてください。極端に太いものや、割らなくてもくべられるような細いものを好むユーザーの方も少なからずいらっしゃいますので、そうしたものが悪いわけではありませんが、そこは売り手も買い手も合意の上で取引するようにしてください。節がある木が多少混じったりするのは良しとしてあげてほしいですが、二股の木や根っ子の部分が大量に混じっていると、やはり出品者の誠意を疑う事態になります。無駄なく使うのは良いことなのですが、実際の山にいると、いい木を運ぶので精一杯で、わざわざ切り株を運んでいる暇はないのが、まともな林業家です。変な木しか持って来れない人は、どうせ長続きしないと割り切って、そこはクレームを付けていただいても良いと思います。
長さについては、玉切り済みのものを買う場合は問題ありません。ただし、あまり長さにバラつきがあるときは、明らかに手抜きです。きちんとした仕事ができないと、後で彼らが困りますので、ここははっきり苦情を言ってください。玉切りなしでは、「薪について・2,失敗しない薪選び」にも書いたように、林業には3尺(約90cm)・1間(約180cm)・2m・3m・4mなどの単位がありますが、あまり長いと、玉切りしない限り動かせないことになりますので、よく考えて注文してください。
林業には「彼岸から彼岸まで」という言葉があり、本来、葉の落ちた時期、含水率の低い木を使うのが当然なのですが、林業の経営のことを考えると、夏の作業が大幅に少なく、ここが悩みの種でした。試験的に夏伐りの木を使ってみたところ、当初含水率が高いにも関わらず、短期間で乾くことがわかりました。専門の研究者によると、夏の間は水分が通る導管が拡張されており、蒸発しやすいのでは、ということです。夏伐りの木は、他にも皮がむけやすい、虫がつきやすい、カビやすいなどの欠点がありますが、いずれも扱いに気を配り、乾燥に努力することである程度は防げることですので、今後生産者、購入者双方の利益のために、夏伐りの実用化に取り組んでいきたいと思っています。
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Q

3) チェーンソーの選び方を教えてください。

A

チェンソーは非常にコストパフォーマンスの高い道具で、玉切り以外にも非常に役に立つ道具です。また、慣れてくると調整や修理も、かなりの程度まで自分でできるようになります。良いものを買って、大事に使ってください。
まず、ホームセンターで売っているエンジン式のチェーンソーとプロユースのものは、仮にメーカーが同じでも、全く別物だということを指摘しておきます。これは分解してみればすぐにわかることです(ホームセンターのものは部品数が少ない)。プロ用といってもそう高いものではないので(ご希望があれば『東京薪市場』にお問い合わせください)、農機具屋さんや林業機械の販売店などでプロと同じものを購入するようお勧めしたいところです。自家用の薪を切る程度なら、安いものを買って何年かに一回買い直すということも、一つの考え方ですが。
エンジンの大きさなどは、どんなものでも薪用の原木の玉切りには十分です。一番の問題はガイドバーの長さですが、15インチ前後のもので十分です。長いほど木を選びませんし、あまりかがみ込まなくても良いので楽なことは確かです。が、重たくなる、刃を研ぐときにコマ数が多くて苦労するなどのデメリットもありますので、まあ薪割りだけに使うなら、エンジンが30cc〜40ccクラスでガイドバーが14〜16インチくらいの、中型のものにしておいてください。扱いが楽ですし、30cm前後の丸太の玉切りには十分です。
住宅地でエンジンソーが使えない方も大勢いらっしゃると思います。この場合、電動のチェーンソーということになります。刃さえ研いであれば、なかなか侮れない能力があります。ただ、チェーンソーオイルが手動供給だったり、自動でも空になっても回り続けるため、気をつけないとすぐに刃が焼き付きます。こちらは価格も安く、エンジンソーと違って素人が直せる部分が少ないので、それこそ壊れたら買い直しです。
他に、丸ノコやボール盤を使う方がいらっしゃいますが、角材を切る場合と違い木がはねたり、指を切りやすかったり危険なので、あまりお薦めできません。作業場所によって能率の良い場合もあると思いますが、くれぐれも気をつけて使ってください。

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Q

4)チェーンソーの使い方を教えてください。

A

チェンソーは使い方を誤らなければ、安全な道具です。実際の使い方については、三重県森づくり安全技術・技能地域推進協議会の森林作業安全マニュアルがとてもわかりやすく開設してくださっています。ここではあえて1点だけ触れますが、とにかくキックバック(先端のみを木に当てると、チェーンの回転のモーメントによってチェーンソー全体が上方、つまり使用者の顔面に向かって跳ね上がる)だけにはくれぐれも注意してください。
またチェーンソー本体のメンテナンスについてはハスクバーナのホームページ、ソーチェーンについてはオレゴン社のホームページを読んでいただくことにし、ここでは、特に重要な「刃研ぎ」を中心にポイントを書いておきます。
チェンソーの能力を決めるのは、1にも2にも「刃研ぎ」です。会員各位のチェーンソーの使い方を拝見すると、あまりにも刃研ぎがおろそかです。庭でナラの木などを切るとした場合、木に付着した砂や小石で切れ味は徐々に下がります。ガソリンを入れるとき、チェーンソーオイルも満タンにすると同時に、軽く研ぐようにすれば切れ味が持続します。切れ味が目立って落ちていなければ、1つの刃につき2、3回でOKです。厄介なのは電動式のチェンソーで、チェーンソーオイルが自動的に補給されるものと手動のものがありますが、オイルを常にチェーンに与えるとともに、切れたらすぐに補給しなければ、刃はたちまちなまります。まして、土を切ってしまった場合など、すぐに中断して研がなければなりません。一度良く切れる感覚を覚えれば(大根を切るように切れる)、切れない感じは嫌でもわかりますが、刃先が丸まるほどなまっている場合、よく見ると先端のコーティングが剥がれているのがわかるはずですが、これを削り取るように研ぎます。大切なのは、「どの刃も、同じ角度で、残りの部分の長さが同じ長さになるように研ぐ」ことです。これができなければ、切れ味も落ちるしそもそもまっすぐに切れません。角度は、マニュアルに「30度」としてあると思いますが、これはスギなどの柔らかい木の話で、広葉樹専門のプロは、刃先がもっと鈍角になるように研ぐことが普通です。この辺は経験ですが、いずれにしても、すべての刃が同じような形をしていれば、とても良く切れるはずです。
切れなくなったら刃を替える人とか、極端な場合新しいチャーンソーをホームセンターで買ってくる人が会員の中にもいらっしゃいましたが、それよりも買い置きしてべきなのは「丸ヤスリ」です。チェーンによってヤスリの太さが変わります。まず自分の使っているチェーンの種類を知り、さらにガイドバーのインチ数と、チェーンのコマ数(パーツの数、左右の刃とつなぐ部分の4個で一組、ただし4の倍数にならないものもあり、その場合どこか1カ所だけ同じ向きの刃が連続している)もメモしておくと、農機具屋さんや大きなホームセンターなどで、在庫がなくてもその場で繋いでくれます。さらに、下に書いてある適合表を見て、ヤスリのサイズを確認してください。ヤスリは、チェーンよりも購入頻度の高い部品です。年に1度、3トン程度の薪割りなら、チェーンは3年以上持ちますが、ヤスリは1トンにつき1本用意してください。チェーンと違い価格にばらつきの多いのがヤスリですが(1本200円〜500円)。新潟本社のあるホームセンターでは1本200円で売ってくれ、非常に助かるのですが、重要度の割りには安い商品ですので、できるだけまとめ買いしておいてください。また、よく研げているのに切れ味が悪いときは、デプス(刃の前に付いている、木への食い込みを調節する突起)を平ヤスリで研いで上刃より1mmほど下げます。よく食い込みを良くするためにデプスを大きく削る人がいますが、振動がひどくなり故障や手の病気の原因になるので、やめた方が良いです。
チェーンソーは昔のオートバイのように、シンプルで頑丈、メンテナンスもしやすい道具です。慣れれば自分でエンジンやキャブレターの調整はもちろん、分解修理までできるようになりますが、近所の農機具屋さんと仲良くしていると便利です。ホームセンターでも、専門の販売員がいる場合があります。初めのうちは、すべて基本に忠実に取り組んでください。

チェーンとヤスリの適合表
ヤスリ径 チェーンの型式
4.0mm  25AP/F, 91VX / VS / VG / VJ/F/R
4.5mm   90SG, 33LG, 34LG, 35LG
4.8mm  20BP/LP, 21BP/LP, 22BP/LP, 95VP, 72DG, 73DG, 75DG
5.5mm  72D/DP/LGX/LG/LPX/LP, 73D/DP/LGX/LG/LPX/LP,
75D/DP/LGX/LG/LPX/LP
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Q

5)斧の選び方と使い方に着いて教えてください。

A

斧というのは、もともとは木を伐り倒す道具ですから、本来非常に鋭くできています。薪割りをする場合、ツボにくれば一刀両断の爽快感が得られますが、刺さって抜けなくなることもしばしばです。そのため、薪割り用に特化された特殊な斧(ヘッドが重たく、刃が極端な鈍角)があり、初心者にはこちらがお薦めです。ヘッドが重たいほど、振り下ろす力は少なくて済みます。薪割り専用の斧は刃先が鈍角で、従って刺さって抜けなくなる心配はありません。どちらかというと衝撃で割る感じです。その分、薪割りの爽快感は薄いかもしれません。しかし、面白いように割れます。もっとも極端でかつ有名なのが「マジックアックス」や「ジャイアントモウル」などの名前で売られているものでしょう。ただ、道具としての美しさは「?」です。
どうしても割れない場合、クサビを用意しておけば安心です。自分で玉切りをする人なら、チェーンソーで縦に切ればどんな木でも半分にできます。切れ込みを入れておくだけでも違います。
手斧(チョウナ)は片手、ときには両手で振る小さな斧で、本来、日本の鉈(ナタ)のように森の中で使う道具ですが、家庭では主に大割の薪を小割りして、焚き付けにするときに重宝します。日本の場合、昔は各家庭に小型のマサカリがあってこの役目を果たしていました。ナタの刃は鋭すぎ、すぐ抜けなくなってしまうため、広葉樹の小割りにはあまり向いていないようです。
ところで現在、『東京薪市場』のトップでも取り上げているように、フィンランドはヘイキ社の「ヴィポキルヴェス」が話題になっています。この動画を見てください。丸太の中心を叩くとテコの原理で端から削ぎ落とされるイメージで、従来の薪割りの爽快感がないという指摘もありますが、ひたすら割ることに特化するとその性能は特筆に値します。非常に高価ですが、日本に入ってくる量が少ないようですのでやむを得ないところですが、能力を考えると高いだけのことはあります。

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Q

6) 薪割り機について教えてください。

A

薪割り機についてですが、電動式・エンジン式の他、最近ホームセンターで見る手動式というものもあり、いずれも油圧シリンダーを動かし、丸太を刃に押し付けて押し割る点は同じです。パワーの点ではやはりエンジン式に一日の長があるようですが、住宅地では電気式の静かさが必要な場合もあるでしょう。手動式は、使ったことがないのでわかりません。
電動式・エンジン式の、ホームセンターにあるような5万円以下で買える7トンクラスのものは直径 30cmオーバーのものには歯が立たちませんが、家庭用の薪を作るという1点では十分な性能があると思います。下の回答にあるように、クサビは用意しておいた方が良いです。自分で玉切りをする人なら、チェーンソーで縦に切ればどんな木でも半分にできます。切れ込みを入れておくだけでも違います。
20 トンクラスのものなら、かなりの丸太もバリバリ割りますが、なにしろ30万円前後の高価な機械で、自宅用の薪数トンを割るための道具ではありません。耕耘機で庭の花壇を耕すようなものです。ただ、サイドビジネスで割った薪を売ってみたい人には良いかもしれません。その場合、ぜひ『東京薪市場』にご連絡ください。m(_ _)m
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Q

7) その他、薪割りに必要な道具について教えてください。

A

あまり脚光を浴びないクサビ(本職は箭(ヤ)と呼ぶ)ですが、薪を斧で割るにせよ、薪割り機で割るにせよ、必ず役に立つのがこの道具です。鉄のクサビを大ハンマーで丸太に叩き込むことにより、斧や薪割り機では歯が立たない堅い丸太でも確実に割ることができます。また、食い込んで抜けなくなった斧のレスキュー用として重宝です。鍛冶屋さんで作ってくれる数千円くらいのものから、ストーブメーカーが用意している、割りやすいようにクサビ自体がねじれている1万円前後するものまであります。直径20cmを超えるような太さの丸太の場合、クサビ自体も1本目は食い込んで抜けなくなり、他の箇所に別のクサビを打ち込んで最後は丸太をバラバラにする感じで割っていきますので、最低2本、できれば3本欲しいところです。大ハンマーはホームセンターなどで 7,000円くらいで売っています。斧の裏側がハンマーになっている兼用の製品もあり、便利ですが、クサビが必要になる状況はハンマーが木から抜けないときが多いわけで、やはり別に大ハンマーも用意した方がいいでしょう。大ハンマーとクサビ2〜3本だけですべての丸太を割っていく人もおり、もっとも安く、実用的かもしれません。爽快感では斧に劣りますが。

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Q

8) 薪割りの要領を教えてください。

A

まず、薪割り以前の注意ですが、木は玉切り直後、小口の湿っている間が割りやすく、乾くと割りにくくなっていきます。逆に考えている人も多いようなので、丸太で買う人は購入後できるだけ早く、自分で玉切りする人は、その週末に割る分だけ切るようにするのがコツです。私もクヌギの太い丸太で、いくつかヒビ割れが入るくらい乾いたものがどうしても割れず、やむなくチェーンソーで縦切りしたことがあります。これだからチェーンソーは便利です。
さて、斧でも機械でも、薪割りの基本のキは、「元」つまり根っ子に近い方から割る、ということです。昔の人は「木モト竹ウラ」といったそうで、木は元から、竹は裏(末〜スエともいう、木の細い方)側から割ると割りやすいのです。立てて割ると、逆立ちしたようになります。斧を振る場合は腰を入れて振り、手が伸びきらないようにするのは野球やゴルフと同じです(動画準備中)。
ところで、斧で割る場合立てて割る、それも台を決めてその上で割る方が多いと思います。もちろん、それで良いのですが、私の知り合いの名人クラスは、丸太の山に斧を持って登り、そのままの形で叩ける面をどんどん叩いていきます。ひとしきり叩いた後で割れたものを取り除くと、山がひと回り小さくなっていて、これを繰り返して割っていきます。また、「自分で薪を作ってみよう」のコーナーにも書いてありますが、昔の人は、薪を倒して左足で薪の外側を踏み、足の親指の内側を狙って振り下ろす感じで割ります。こうするとヘッドのスピードが最大になったところで薪の頭を捉えるためパワーロスがなく、薄めの斧を使ってまさにスカッと切るように植わっていきます。昔の人の合理的思考には驚くばかりです。
『東京薪市場』では大割の薪を作ることを推奨していますので、φ20cmクラスで4つ割り、それ以下なら半割で十分です。
太かったり、固くて歯が立たないときは、端の方から削いでいくような感じでしてみてください。同じ場所に続けて命中させるのは初めのうちはなかなか難しいかもしれません。
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Q

9)1年分の薪を割るのにどれくらいの時間がかかりますか?

A

ただ割るだけなら、1日1トンは楽です。実際のところ、皆さん2トンは割るのですが、少なめに言っておきます、また、斧で割るのも小型の薪割り機を使うのも、スピードは実は変わりません。慣れている人なら、斧の方がむしろ早いです。チェーンソーで切りながらの場合は、この2倍の時間がかかります。いずれにしても、週末を2回か3回、薪割りに当てていただければ十分です。「自分で薪を作ってみよう」に写真の出ている鎌倉のNさんなど、6トンの注文を2回に分け、中一日あけて2回目の配達にいったところ、最初の3トンはもう割ってありました。道具は斧だけで、です。思いのほか、早く割れるものでしょう?
結構大変なのは積むことですから、ご家族や友人の応援があるとうれしいですね。積み終わった薪を眺めながらバーベキューなども、楽しいと思います。
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